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高齢者の健康/入院・外来/健康寿命・平均寿命

高齢者の半数近くが何らかの自覚症状を訴えているが、日常生活に影響がある人は4分の1程度

65歳以上の高齢者の健康状態についてみると、2013年における有訴者率(人口1,000人当たりの「ここ数日、病気やけが等で自覚症状のある者(入院者を除く)」の数)は466.1と半数近くの人が何らかの自覚症状を訴えています。 一方、65歳以上の高齢者の日常生活に影響のある者率(人口1,000人当たりの「現在、健康上の問題で、日常生活動作、外出、仕事、家事、学業、運動等に影響のある者(入院者を除く)」の数)は、2013年において258.2と、有訴者率と比べるとおよそ半分になっています。 これを年齢階級別、男女別にみると、年齢層が高いほど上昇し、また、70歳代後半以降の年齢層において女性が男性を上回っています。
 

出典:厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成25年)

出典:厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成25年)

日常生活に影響のある者数

出典:厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成25年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日常生活への影響を内容別にみると、高齢者では、「日常生活動作」(起床、衣服着脱、食事、入浴など)が人口1,000人当たり119.3、「外出」が同118.4と高くなっており、次いで「仕事・家事・学業」が同94.4、「運動(スポーツを含む)」が同83.3となっています。

 

出典:厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成25年)

出典:厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成25年)

 

また、現在の健康状態に関する意識を年齢階級別にみると、高齢になるにしたがって健康状態が「よい」、「まあよい」とする人の割合が下がり、「よくない」、「あまりよくない」とする人の割合が上がる傾向にあります。  

 

出典:厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成25年)

出典:厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成25年)

 

健康寿命は延びているが、平均寿命の伸長率と比べると小さい

日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、2013年時点で男性が71.19年、女性が74.21年となっており、それぞれ2001年と比べて延びています。しかし、2001年から2013年までの健康寿命の延び(男性1.79年、女性1.56年)は、同じ期間における平均寿命の延び(男性2.14年、女性1.68年)と比べて小さくなっています。
 

平均寿命男性

平均寿命:平成13・16・19・25年は、厚生労働省「簡易生命表」、平成22年は「完全生命表」。 健康寿命:平成13・16・19・22年は厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」、平成25年は厚生労働省が「国民生活基礎調査」を基に算出。

平均寿命:平成13・16・19・25年は、厚生労働省「簡易生命表」、平成22年は「完全生命表」。健康寿命:平成13・16・19・22年は厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」、平成25年は厚生労働省が「国民生活基礎調査」を基に算出。

 

高齢者の受療率は他の年代より高く、国際的にみても高齢者が医療サービスを利用する頻度は高い

65歳以上の受療率(高齢者人口10万人当たりの推計患者数の割合)は、2011年において、入院が3,136、外来が11,414となっており、他の年齢階級に比べて高い水準にありますが、近年は減少傾向です。

入院

 

出典:厚生労働省「患者調査」

出典:厚生労働省「患者調査」

 

記事作成:2016年6月

 

 

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