2017.11.14 シニアのためのリフォーム事情

最近、周りでご自宅のリフォームを検討する方が増えてきました。その時によく耳にするのが「ユニバーサルデザイン」という言葉。

ご存知の方も多いと思いますが、簡単にバリアフリーとの違いについてご説明したいと思います。

 

バリアフリーは「障害(バリア)」を取り除くことを考えたものであるのに対し、ユニバーサルデザインは最初から年齢や国籍、言語などに関わらず、すべての人が使いやすいことを第一に考えられています。

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ユニバーサルデザインを意識した商品も増えていて、言葉自体を耳にする機会は増えているかと思います。

 

最近は住宅でもユニバーサルデザインを意識したリフォームを検討される方が増えています。

この記事をご覧のシニアの方の中にも年齢を重ねるにつれて、ご自宅が暮らしにくくなったと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

内閣府によると65歳以上の事故は、実はほとんどがご自宅の階段やお部屋で起きています。

グラフ1

グラフ2

             (出典:内閣府『2017年高齢者白書』より)

 

たとえば、屋内の事故発生場所である階段と居室を例にとって考えてみましょう。

まず、階段ですが、傾斜を緩やかする、1段ごとの段差を低めにする、踏み面を広めに設定する、フットライトや手すりを設置するなど、シニアの方だけでなく小さなお子様にも使いやすくするための工夫が凝らされています。

同様に居室では玄関、和室と廊下の境目、水まわり周辺などの段差をなくすことでつまづきや転倒などの事故を防ぎ、恐怖感を減らす工夫を行っています。

シニアの方ももちろんですが、小さなお子様や赤ちゃんにとっても段差は大敵ですよね。

 

このようにけがの原因を少しでも減らすリフォームで、お孫さんが遊びに来た時などもみんなが安全に楽しめるご自宅にしていきたいですね。

 

・ユニバーサルデザインの住宅を考える 株式会社パナソニック

http://sumai.panasonic.jp/sumai_create/setsubi/200502/

 

・住まいのユニバーサルデザイン 株式会社LIXILグループ

http://www.lixil.co.jp/ud/concept/living.htm

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