しちだ・教育研究所/「認知症予防」をめざし、脳活“笑”学校

2020/2/21

「認知症予防」をめざし、脳活“笑”学校。2020年4月に入学式実施
しちだ・教育研究所(島根県江津市)が運営をサポート

 

島根県のほぼ中央に位置する江津市嘉久志地区(ごうつしかくしちく)において、地域の高齢者が主導する「脳活笑学校(のうかつしょうがっこう)」が運営されています。
この笑学校は、江津市において幼児向け能力開発事業を展開するしちだ・教育研究所のノウハウを取り入れたプログラムを約1年間にわたり受講してもらい、脳を活性化して、「認知症予防」「高齢者の健康寿命の延伸」に繋げることを目的としています。

2019年度は地元在住の65歳以上の高齢者28名が入学、4月下旬に「入学式」を行い、講座をスタートさせています。2020年度も、4月下旬に「入学式」が執り行われます。

笑学校で実施する講座は、手指の運動、イメージトレーニング、記憶トレーニング、高速処理プリント、計算プリント、読み書きプリント、シルエットパズル、笑いのゲーム、唱歌の9種の取り組みです。脳の活性化により認知症予防としても取り組んでいただける、受講者の皆さまの笑顔あふれる講座となっています。

 
main
 
受講生は週1回、同市「嘉久志地域コミュニティ交流センター」で受講し、その他は、1日15分程度のデイリープリントに、自宅で取り組んでいただいています。

「学校」という雰囲気を醸し出すため、独自に校歌もつくり、講座開始時には、全員で斉唱をしてスタートします。また、7月下旬から1か月間設けた夏休み期間中には、宿題を集めた「夏の友」を配布するなど、遊び心を取り入れた内容となっています。

さらに、この笑学校の特徴は「卒業」がないことであり、参加者は、日々の生活習慣のひとつとして、楽しんでいます。

 
sub1
 
本講座のプログラムは、平成27年度の経済産業省所管「健康寿命延伸産業創出推進事業」の採択を受け、島根県内の大学等との共同研究を実施。脳の前頭葉部分の活性化などで、認知機能の維持・向上や、物事に対して意欲的に取り組むやる気の持続効果などについて、一定のエビデンス取得に成功しています。

 しちだ・教育研究所では、この取り組みを他地域(自治体)にも普及させることとしており、既存事業である「幼児向け教育事業」に続く柱となる「ヘルスケア事業」として展開していくこととしています。

【会社情報】
・会社名:株式会社 しちだ・教育研究所
・代表取締役社長:七田 厚
・所在地
本社:島根県江津市江津町526-1
東京オフィス:東京都中央区銀座三丁目7番6号CIRCLES 銀座7F
神戸オフィス:兵庫県神戸市中央区浪花町64三宮電電ビル5F
海外教室ならびに海外事業展開エリア(2020年1月現在)
台湾・シンガポール・マレーシア・アメリカ・インドネシア・タイ・カナダ
オーストラリア・香港・中国・べトナム・ラオス・ミャンマー・カンボジア
イギリス・ルーマニア・インド・韓国
・事業内容:幼児・小学生教育、大人・高齢者向け事業、食育事業

七田式教育公式サイト
https://www.shichida.co.jp/

 
シニアマーケティングの豊富な実績事例から、トータルコーディネートさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください
マーケット最前線
データ集
メディア集
ビジネスマッチング
注目ビジネス
シニアマーケティングの考え方
連載コラム
編集室から
シニアライフ総研について
ニュース
お問い合わせ

Copyright©Roots of communication Co.,Ltd. All rights reserved.