マット リタイアメント・コミュニティ/認知症対応型デイサービス「そよ風エミテラス くまもと」 2020年4月1日(水)に開設

2020/4/2

~デイサービスからグループホームまで 症状にあわせたワンストップの認知症対応ケアが可能に~

全国で高齢者介護事業を展開する株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川 清彦)は、熊本県熊本市において、当社初となる認知症対応型デイサービス「そよ風エミテラス くまもと」を2020年4月1日に開設いたしました。

 

認知症対応型デイサービス「そよ風エミテラス」(イメージ)

認知症対応型デイサービス「そよ風エミテラス」(イメージ)

 

■当社施設の強み『ワンストップサービス』で症状の変化に対応

「そよ風エミテラス くまもと」は、既存のグループホームおよびデイサービス、居宅介護支援を有する複合施設「くまもとケアセンターそよ風」に新たなサービスとして加設。デイサービスとグループホームの双方を運営する複合施設ならではの強みとして、双方の利点を取り入れた認知症対応型デイサービスを提供いたします。

また、症状の変化にあわせ、デイサービスからグループホームへの介護サービスの変更が可能。当社の特有でもある複合施設ならではの身体状況にあわせた介護サービスへの変更もワンストップサービスにより、煩雑な手続きも「そよ風」利用者情報の一元管理により負担を軽減できスムーズです。

さらに、認知症の方は、環境の変化に敏感で、症状の悪化にもつながることから、環境変化を最小限に抑えることが望ましいとされています。その点からも「くまもとケアセンターそよ風」のグループホームは新しい環境の場所ではなく、デイサービスで慣れ親しんだ顔なじみのスタッフと場所という安心感を得ることができ、最適な環境での入居生活が可能となります。

 

■認知症対応型デイサービスの新ブランド『そよ風エミテラス』第一号

「そよ風エミテラス くまもと」は、当社においての認知症対応型デイサービスの新ブランド『そよ風エミテラス』の第一号となります。“グループホームのようなデイサービス”をコンセプトに、自己選択・自己決定・自己遂行ができる環境づくりから自発的な活動への支援を行い、認知症の機能改善、機能維持を目的にしたサービスの提供を行ってまいります。また、五感を刺激することで認知症の行動・心理症状(BPSD)の軽減までを目指します。

 

■「そよ風エミテラス くまもと」の8つの特徴

  1. 五感を刺激する外出レクリエーションの充実
  2. 安心して暮らし続けられる地域とのつながりを築く
  3. 社会的役割をもたせた日常生活動作の訓練と自立支援
  4. モンテッソーリ教具や専門的なリハビリ機器で脳を刺激
  5. 自発的活動を促す多彩な趣味コーナーの設置で脳を活性化
  6. 言語聴覚士(ST)による嚥下および口腔のリハビリテーション実施
  7. 自宅で生活を続けることを想定した畳の静養室と個別対応の浴室
  8. ワンストップサービスにより同施設のグループホームへのサービス変更も可能

 

【1.五感を刺激する外出レクリエーションの充実】

健康的で自立した身体づくりを目的とした歩行訓練を兼ねて、近隣の公園や市民農園などを目的地とした外出レクリエーションを充実させます。室内での機器を用いた歩行訓練とは異なり、施設外の目的地まで歩行訓練を行うことにより、道筋を覚えるなどの記憶訓練にもなります。また、太陽や風、音、匂い、季節感など自然からもたらされる五感への刺激によって認知症の行動・心理症状(BPSD)へ働きかけます。

 

【2.安心して暮らし続けられる地域とのつながりを築く】

記憶・学習機能に効果が期待できる農作物づくりは、一般的な認知症対応型デイサービスでも多く取り入れられ、そのほとんどが施設の敷地内で行われていますが、「そよ風エミテラス くまもと」では、市民農園を借用し実施します。その目的としては、市民農園を利用されている方や、農園までの道すがら挨拶を交わす方など、地域住民の方との交流の機会をつくることにあります。

また、認知症の方やその家族、地域住民が1本のタスキをつなぎゴールをめざすRUN伴への参加や、地域の清掃ボランティア、夏祭りへの参加、地域包括主催のイベントなどへも積極的に参加を行い、利用者の方が地域に支えられ安心して暮らし続けられるよう交流の機会を創出していきます。

 

【3.社会的役割をもたせた日常生活動作の訓練と自立支援】

グループホームとデイサービスの利点を取り入れ、自宅での生活を続けることを想定した、洗濯や炊事などの訓練を行います。一例としては、グループホームのように、昼食の炊飯から、盛りつけ、配膳などを当番制で行います。なお、主菜は『そよ風』の特徴でもある自社厨房で管理栄養士指導のもとで調理しているため、栄養バランスがよいのはもちろん、あたたかくおいしい作りたてをお召し上がりいただけます。

この他にも、手作りパンを焼き、「くまもとケアセンターそよ風」のグループホーム入居者へプレゼントを行い、それに対してのお礼の手紙を受け取るなど、それぞれが社会的役割を実感する機会をつくり、認知症の行動・心理症状(BPSD)の軽減を図っていきます。

 

「そよ風エミテラス くまもと」 昼食(一例)

「そよ風エミテラス くまもと」 昼食(一例)

「そよ風エミテラス くまもと」 デイサービス台所

「そよ風エミテラス くまもと」 デイサービス台所

 

【4.モンテッソーリ教具や専門的なリハビリ機器で脳を刺激】

五感に働きかけ学ぶ喜びを得ることで心身の平穏につながると期待されるモンテッソーリの教具を取り入れた訓練や学習。科学的根拠に基づき個々の認知機能の特性にあわせたトレーニングが可能なコグトレーナーなど専門的なリハビリ機器を取り揃え、様々な角度から脳を刺激し、認知機能の改善を図ります。

 

コグトレーナー(イメージ)

コグトレーナー(イメージ)

 

【5.自発的活動を促す多彩な趣味コーナーの設置で脳を活性化】

デイサービスフロアの一角には、興味のあるものを自発的に行える趣味のコーナーを設けています。これまで続けてきた趣味に加え、新たに興味をもち選択できる環境をつくることで、脳の活性化を図ります。

 

【6.言語聴覚士(ST)による嚥下および口腔のリハビリテーション実施】

食べることや口腔ケアに無関心になりがちな認知症高齢者は、食べ物を噛んで飲み込む力の低下が加速しがちですが、健康で自立した身体づくりには、食べることと口腔ケアは不可欠です。「そよ風エミテラス くまもと」では、話す・食べるリハビリのプロである言語聴覚士による口腔ケアから、食べる時の姿勢や飲み込みがスムーズになるようなリハビリを行います。

嚥下リハビリ(イメージ)

嚥下リハビリ(イメージ)

 

【7.自宅で生活を続けることを想定した畳の静養室と個別対応の浴室】

畳上での立ち上がりなど様々な生活動作を促し、リハビリテーション上も有意義とされることから、畳を配した静養室を設けています。また、認知症により自分が置かれている状況がわからなくなってしまう見当識の障害にも効果的といわれるアロマセラピーや、記憶を喚起させる効果が期待できる音楽による回想療法など、リラックスして寛げる環境から認知症の行動・心理症状(BPSD)の軽減を目指します。また、デイサービスの特徴の入浴も自宅での生活を続けることを想定して個浴室で個別に対応します。

「そよ風エミテラス くまもと」 静養室

「そよ風エミテラス くまもと」 静養室

 

【8.ワンストップサービスにより同施設のグループホームへのサービス変更も可能】

認知症の症状の変化にあわせ、デイサービスからグループホームへの介護サービスの変更が可能です。グループホームでの生活も『デイサービスで慣れ親しんだ顔なじみのスタッフと場所』という安心感を得ることができ、認知症の方にとって変化を最小限に抑えた最適な環境での入居生活が可能となります。また、ワンストップサービスにより、煩雑な手続きも「そよ風」利用者情報の一元管理により負担を軽減できスムーズです。

 

「そよ風エミテラス くまもと」 デイサービスフロア

「そよ風エミテラス くまもと」 デイサービスフロア

<施設概要>

  • 名称      :そよ風エミテラス くまもと
  • 開設日     :2020年4月1日
  • 所在地     :熊本県熊本市東区山ノ内3-9-27
  • 電話      :096-331-3711
  • 類型      :認知症対応型デイサービス
  • 定員      :12名
  • 営業日     :月曜~土曜(祝日含む・12/30~1/3除く)
  • サービス提供時間:9:30~16:30

 

■『そよ風エミテラス』について

内閣府の平成29年版高齢社会白書によると、高齢化が加速する国内において、65歳以上の認知症高齢者数は、2012年に高齢者人口の15%だったのに対し、2025年には700万人を超える約20%となると推計されています。実に65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症またはその予備軍とされ、今後もさらに増加していくと見込まれています。当社では、認知症高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる環境への取り組みの一環として、認知症対応型デイサービスの単独ブランド『そよ風エミテラス』を、今後も新規展開していく予定です。

「そよ風エミテラス」 ロゴ

ブランドネーミングは、「すべての人が笑顔であるように」という思いから『笑み』=『エミ』と、「利用する方々を明るくあたたかく照らす場所とサービスの提供」から『照らす』=『テラス』を用いました。また、ロゴは「人生をよりよくお過ごしいただけるよう、そよ風のようにやさしく寄り添う」という想いを込め、明るく親しみやすいデザインを採用しています。

 

≪会社概要≫

  • 商号  : 株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ
  • 代表者 : 代表取締役社長 中川 清彦
  • 所在地 : 東京都港区北青山2-7-13 プラセオ青山ビル
  • 設立  : 1975年6月
  • URL    : http://www.unimat-rc.co.jp/
  • 事業内容: 【介護事業】全国で高齢者介護事業を「そよ風」のブランドで展開。2020年3月1日時点での拠点数は296、サービス事業所数は622で内訳は下記の通り

 

<拠点数>(エリア:拠点数) 合計:296

  • 北海道:5
  • 東北 :13
  • 関東 :192
  • 近畿 :28
  • 中部 :43
  • 中国 :6
  • 四国 :2
  • 九州 :7

<サービス事業所数>(サービス名:事業所数) 合計:622

  • デイサービス       :198
  • ショートステイ      :144
  • グループホーム      :109
  • 有料老人ホーム      :39
  • サービス付き高齢者向け住宅:16
  • 居宅介護支援       :88
  • 定期巡回(複合施設含む)  :11
  • その他          :17

【不動産賃貸事業】
沖縄県宮古島において、リゾート型の不動産賃貸事業を展開

 

シニアマーケティングの豊富な実績事例から、トータルコーディネートさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください
マーケット最前線
データ集
メディア集
ビジネスマッチング
注目ビジネス
シニアマーケティングの考え方
連載コラム
編集室から
シニアライフ総研について
ニュース
お問い合わせ

Copyright©Roots of communication Co.,Ltd. All rights reserved.