引退層(区分:55~64歳)

自己を見つめなおす

「マイルドシニア」

 

時間に余裕があり経済的に

余裕がないものの、自身の趣味

等に時間・お金を惜しまない層


住居・仕事・生活

定年退職後の就労意欲が10%しかなく、健康寿命内の4層の中で最も低くなっています。これは仕事を辞めて一旦ゆっくりしたいと考えている方が多く存在するためと想定されます。

また、生活必需品の購入について、自分で購入する人が75%を占め、他層と比べて配偶者・パートナーが購入する割合が20%と低く配偶者・パートナーに最も頼らない層と言えます。

生活必需品の主な購入者

(単位:%)

IT

 スマホ・タブレット端末の利用率が全体より高く、他層と比べて利用時間が長い傾向にあります。また、インターネットの検索機能の利用率については、全体87.3%に対して99.5%と高く、利用頻度は毎日10回以上の検索が32%と他層と比べて最も高くなっています。


コミュニケーション

普段最もコミュニケーションを取っている相手を訪ねたところ、約半数が「配偶者・パートナー」と回答していますが、「誰ともコミュニケーションを取っていない」と回答した男性が約12%と他層よりも特に高くなっています。

誰ともコミュニケーションを取っていない

(単位:%)

その反面、「Instagram」、「Twitter」でコミュニケーションを行う割合が他層と比べて最も多いのが特徴です。

コミュニティの参加率については全体46%に対して36%と低く、自分ひとりでの参加が62%で他層と比べて最も高くなっています。


メディア

フリーペーパーや企業のダイレクトメール(郵便)、地域の広報誌の接触率が全体より高く、アナログ媒体を手広く見ている傾向にあります。
また、ネットのニュース、ネットの書き込みや口コミ、YouTubeなどの動画サイトの接触率が全体より高く、インターネットも活用しています。特にSNSを見ている割合が他層と比べて最も高く、51%と約半数が見ています。

(単位:%)

趣味

 映画鑑賞、音楽鑑賞などカルチャー系が人気で、アニメ、本、漫画に興味がある人が多い傾向にあります。趣味は「映画鑑賞」がトップで、次いで「国内旅行」、「音楽鑑賞」と、カルチャー系の趣味が人気となっています。

(単位:%) ※上位10位まで

将来

最期を迎えたい場所について尋ねたところ、22%が「特に最期を迎えたいと思っている場所はない」と回答しており、自分の最期について最も考えられていない層であると言えます。


サイトには一部抜粋した調査結果をご紹介しています。
その他テーマについても調査を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

調査テーマ全体概要

  • 健康状態
  • 居住形態
  • 同居家族
  • 就業形態・定年退職後の就労意欲について
  • 普段の使用デジタルデバイス/使用時間について
  • デジタルソフト/SNSの使用状況について
  • 収入源・貯蓄について
  • 生活費について
  • コミュニケーションについて(相手、手段、増やしたい相手)
  • 自身の体験や良いと思った商品の発信について
  • 生活必需品の買物について(購入者、購入頻度、購入場所、移動手段)
  • インターネット通販について(利用経験、利用頻度、購入品)
  • メディアについて(利用するメディア、接触頻度、ジャンル)
  • 好きな著名人について
  • インターネット検索について
  • 趣味について(内容、金額、時間、将来やってみたい趣味)
  • 参加コミュニティについて(内容、金額、時間、一緒に参加している相手)
  • 将来について(余生を過ごす場所、最期を迎えたい場所、不安なこと、終活、計画)
  • 健康について(健康維持のために現在行っていること、これから行いたいこと、相談相手)
シニアマーケティングの豊富な実績事例から、トータルコーディネートさせていただきます。
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