ロコモ チャレンジ!推進協議会/ 「ロコモは誰もが迎える“曲がり角”のサイン」

2021/3/4

スペシャル対談 嘉門タツオ×整形外科専門医 
同時公開 「ロコモティブシンドロームの歌」by 嘉門タツオ 
公式ホームページ “ロコモONLINE”にて。

 ロコモ チャレンジ!推進協議会(以下本会、委員長:大江隆史)は、この度、アーティストの嘉門タツオさんと15年以上の親交がある本会副委員長の整形外科専門医 佐藤公一のスペシャル対談コンテンツを、公式ホームページ“ロコモONLINE” (https://locomo-joa.jp/)にて公開いたします。対談では、便利になった現代社会において運動器※1の異常に早めに気づく重要性や、家族ならびに自分自身のためのロコモティブシンドローム※2への備えが語られています。「介護や老後など自分にはまだ先のこと」と思っている方にこそぜひご一読いただければ幸いです。また、嘉門タツオさんがロコモティブシンドロームを知ってもらいたいという思いで作詞・作曲された「ロコモティブシンドロームの歌」の動画を同時公開いたします。

 本会は超高齢社会日本の健康寿命延伸において大きな社会課題であるロコモティブシンドローム(略称ロコモ)啓発を推進しています。ロコモは、高齢者だけでなく子供から中高年まで幅広く老若男女に及ぶ全年齢的な課題です。そして今、新型コロナウイルス感染症流行による健康二次被害としてのロコモが危惧されています。本会は、ロコモをより多くの方々に知っていただけるように今後も活動を進めて参ります。

※1:骨や筋肉、関節のほか、脊髄や神経が連携し、身体を動かす仕組みのこと。詳細は後述の参考資料をご参照ください。
※2:「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が低下している状態。
 

ロコモ チャレンジ!推進協議会2

嘉門 タツオさん

ロコモ チャレンジ!推進協議会3

佐藤 公一

ロコモ チャレンジ!推進協議会1

「ロコモティブシンドロームの歌」の一場面

 

嘉門タツオ(かもん・たつお)さんのコメント&プロフィール
「『自分はまだ先』と思っている人たちにとって、僕の歌がロコモを意識するきっかけになればいいなと思います」
プロフィール:シンガーソングライター。1959年大阪府生まれ。1975年、高校在学中に落語家の笑福亭鶴光師匠に弟子入り。破門後、1981年よりライブ活動を開始し、1983年、嘉門達夫として「ヤンキーの兄ちゃんのうた」でレコードデビュー。以来、ライブ、テレビ、ラジオなどで活躍。現在は「嘉門タツオ」と名を改め、小説やコラムの執筆、YouTubeを始め、Clubhouseなどの新ツールにも活躍の場を幅広く展開し続けている。

本会副委員長 佐藤公一(さとう・きみひと)のコメント&プロフィール
「ロコモと聞くと高齢者のイメージがありますよね。けれど、体に変化が出始めるのはだいたい50歳頃なのです」
プロフィール:ロコモ チャレンジ!推進協議会副委員長。1980年に順天堂大学医学部整形外科学教室入局後、関東労災病院スポーツ整形外科、順天堂浦安病院整形外科、同病棟医長を経て、1993年に佐藤整形外科開院。スポーツ整形外科、膝関節外科、骨粗鬆症を専門とし、日本整形外科学会や日本臨床整形外科学会の役員として、ロコモや運動器の障害などの啓発活動に取り組んでいる。

<ロコモティブシンドローム(略称 ロコモ 和名 運動器症候群)とは>
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態。進行すると将来介護が必要になるリスクが高まります。
要支援・要介護になる原因の第一位は運動器の障害です※
※厚生労働省2019年国民生活基礎調査より。骨折転倒・関節疾患・脊髄損傷の合計
 

ロコモ チャレンジ!推進協議会6

 

<公式ホームページロコモONLINE内「コロナに勝つ!ロコモに勝つ!」特設WEBサイト>
(1)ロコモは誰もが迎える“曲がり角”のサイン。意識しておくことが大切

アーティスト嘉門タツオさんと本会副委員長佐藤公一とのスペシャル対談。嘉門タツオさんの歌う「ロコモティブシンドロームの歌」も収録
(2)いとうまい子と学ぶロコモ教室
女優で現在はロコトレ支援ロボット開発研究もされている、いとうまい子さんと協議会委員による対談形式のロコモ解説ショート動画。長引く新型コロナウイルス感染症流行の健康二次被害として危惧される活動量減少で進行するロコモのリスクにも触れています。
(3ロコモチャンネル
全国整形外科専門医等「運動器のプロ」による運動指導や、足腰などの運動器の健康維持に関するアドバイスを配信しています。全国整形外科専門医等からの投稿も受け付けています。
)健康経営カンファレンス2020ONLINE紹介
健康経営について情報提供を行っている「健康経営カンファレンス2020ONLINE(本会協賛)」WEBサイトへのリンクコーナーです。近畿大学准教授谷本道哉先生による「ロコモ予防スペシャルレッスン」のほか、具体的な運動指導映像をご覧いただけます。
)金澤翔子、ロコモを書く!
世界的に活躍する書道家金澤翔子さんの書をご覧いただけます。ダイナミックに身体を使う金澤さんの書で身体を動かす喜びを感じていただけます

参考資料

<運動器図解>

ロコモ チャレンジ!推進協議会

出典:公益社団法人 日本整形外科学会HP

左の図は運動器を図解したものです。運動器とは身体活動を担う筋・骨格・神経系の総称であり、筋肉、腱、靭帯、骨、関節、神経(運動・感覚)、脈管系などの身体運動に関わるいろいろな組織・器官によって構成されており、その機能的連合が運動器です。筋・骨格・神経系の組織・器官にはそれぞれに独自な作用・機能がありますが、それらが密接に連動・連携して運動器としての役割を発揮しています。

<公益社団法人日本整形外科学会について>
 日本整形外科学会は1926年(大正15年)、「整形外科学に関する研究発表、連絡、提携および研究の促進を図り、整形外科学の進歩普及に貢献し、もって学術文化の発展に寄与すること」を目的に設立されました。
 平成23年4月1日に公益社団法人日本整形外科学会となりました。その目的は「整形外科学及び運動器学について調査、研究を行い、整形外科学及び運動器学の進歩普及に貢献し、もって国民の健康、疾病の予防、スポーツ医学等を通じた国民の心身の健全な発達、障害者の支援、高齢者の福祉の増進及び公衆衛生の向上に寄与すること」です。目的を達成するために行う事業として、研究の奨励及び調査の実施、専門医及び研修施設の認定、医療保険制度・介護保険制度・障害者(児童)福祉制度に関する調査・研究及び提言、一般市民向けの広報などがあります。
 学会がめざすところは、運動器の機能の維持・改善を支援することです。そして、このために必要な診断能力をもち、適切な医療を提供することができる専門医を育成することです。適切な医療には運動療法や薬物治療などの保存的治療、そして手術治療を含みます。
 日本整形外科学会は、公益社団法人として今後一層、整形外科学、運動器学の発展に寄与してまいります。

<ロコモ チャレンジ!推進協議会について>
 ロコモティブシンドロームを、医療・企業・行政の枠を超えて社会的に取り組むテーマであると考え、広くロコモを啓発し、ロコモに負けない社会をつくるため、日本整形外科学会では、任意団体「ロコモ チャレンジ!推進協議会」を立ち上げました(委員長:大江隆史、所在地:東京都文京区本郷2-40-8)。
 「ロコモ チャレンジ!推進協議会」では、ロコモティブシンドロームに関する正しい知識の普及と予防意識の啓発を行います。協議会では、会員企業・団体を募り、連携のうえロコモ予防を社会運動化していきます。

■活動内容:
 ―ロコモティブシンドロームの予防・啓発のための広報活動
 ―「ロコモ チャレンジ!」のワード、ロゴマーク使用の認証管理
 ―「ロコモ チャレンジ!」公式WEBサイト、ロコモONLINE(http://locomo-joa.jp)の運営・管理
 ―会員企業・団体と連携した広報活動 等

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