シニアマーケティングポータルサイト|シニアライフ総研®

07-高齢者の健康/最後に迎えたい場所/延命治療

高齢者の新体力テストの合計点は向上傾向

高齢者の新体力テスト(握力、上体起こし、長座体前屈、開眼片足立ち、10m障害物歩行、6分間歩行)の合計点は、すべての年代・性別で向上傾向を示しています。

 

出典:スポーツ庁「体力・運動能力調査」

出典:スポーツ庁「体力・運動能力調査」

 

認知症高齢者数の推計

65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、平成24(2012)年は認知症高齢者数462万人と、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)でしたが、37(2025)年には、約5人に1人になるとの推計もありました。

 

出典:「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」(平成26年度厚生労働科学研究費補助金特別研究事業 九州大学二宮教授)より内閣府作成

出典:「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」(平成26年度厚生労働科学研究費補助金特別研究事業 九州大学二宮教授)より内閣府作成

 

健康寿命が延びているが、平均寿命に比べて延びが小さい

日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、平成25(2013)年時点で男性が71.19年、女性が74.21年となっており、それぞれ13(2001)年と比べて延びています。しかし、13(2001)年から25(2013)年までの健康寿命の延び(男性1.79年、女性1.56年)は、同期間における平均寿命の延び(男性2.14年、女性1.68年)と比べて小さくなっています。

 

出典:平均寿命:平成13・16・19・25年は、厚生労働省「簡易生命表」、平成22年は「完全生命表」

出典:平均寿命:平成13・16・19・25年は、厚生労働省「簡易生命表」、平成22年は「完全生命表」

 

出典:平均寿命:平成13・16・19・25年は、厚生労働省「簡易生命表」、平成22年は「完全生命表」

出典:平均寿命:平成13・16・19・25年は、厚生労働省「簡易生命表」、平成22年は「完全生命表」

 

高齢者の受療率が高い主な傷病は入院が「脳血管疾患」、外来が「高血圧性疾患」。死因は「悪性新生物(がん)」が最も多い

65歳以上の高齢者の受療率が高い主な傷病をみると、入院では、「脳血管疾患」(男性398、女性434)、「悪性新生物(がん)」(男性395、女性203)となっています。外来では、「高血圧性疾患」(男性1,373、女性1,682)、「脊柱障害」(男性975、女性961)となっています。

 

出典:厚生労働省「患者調査」(平成26年)より内閣府作成

出典:厚生労働省「患者調査」(平成26年)より内閣府作成

高齢者の死因をみると、死亡率(65歳以上人口10万人当たりの死亡数)は、平成27(2015)年において、「悪性新生物(がん)」が930.4と最も高く、次いで「心疾患(高血圧性を除く)」532.5、「肺炎」348.9の順になっており、これら3つの疾病で高齢者の死因の半分を占めている。

 

出典:厚生労働省「人口動態統計」

出典:厚生労働省「人口動態統計」

 

最期を迎えたい場所は「自宅」が半数を超える

「治る見込みがない病気になった場合、最期はどこで迎えたいか」についてみると、「自宅」が54.6%で最も多く、次いで「病院などの医療施設」が27.7%となっています。

 

出典:内閣府「高齢者の健康に関する意識調査」(平成24年)

出典:内閣府「高齢者の健康に関する意識調査」(平成24年)

 

延命治療は行わず「自然にまかせてほしい」が91.1%

高齢者の延命治療の希望についてみると、65歳以上で「少しでも延命できるよう、あらゆる医療をしてほしい」と回答した人の割合は4.7%と少なく、一方で「延命のみを目的とした医療は行わず、自然にまかせてほしい」と回答した人の割合は91.1%と9割を超えました。

 

出典:内閣府「高齢者の健康に関する意識調査」(平成24年)

出典:内閣府「高齢者の健康に関する意識調査」(平成24年)

記事作成:2018年1月

 

 

<<<06-高齢者の経済状況/平均所得/貯蓄/持ち家率/生活保護受給者数

08-要介護認定者数/介護保険サービス利用状況/費用負担について>>>

 

 

シニアマーケットに関するリサーチ等のご相談も承っております。お気軽にお問合せください。

1470027360